近年では、ごみの減量における地球環境保護やリサイクルなどの取り組みが活発になっている中、個人がエコに意識的に取り組む必要性も出ています。
しかし、目に見えるごみの分別やリサイクルなどは行動に移しやすいですが、エネルギーの節約はなかなか実践出来ているひとが限られているのが現状です。
そこで、個人でできるエネルギー節約について紹介していきましょう。
家電器具のエネルギー節約
家庭には、テレビや冷蔵庫、洗濯機、冷暖房器具、照明など、あらゆる家電が溢れています、これらのエネルギーはほとんどが電気ですが、テレビ1つとっても種類によって消費電力が異なります。そのため、まずはそれぞれの選び方やエネルギーを節約できる方法を知ることが大切です。エネルギーを節約するためには、より良いものを選ぶところから始まっているのです。家電には、年間消費電力量の記載があります。
部屋の大きさや家に住む人数だけでなく、省エネ性のマークや省エネ基準達成率などを確認してエネルギーを必要以上に消費しないよう心がけることが大切です。幅広い機能の増加やデザイン性を強化した家電も多く、それらをつい重視してしまいがちですが、後々家計に大きく左右されるエネルギー消費についてもしっかりと確認しなければなりません。
車のエネルギー節約
日本の自動車保有台数は非常に高いですが、そのうち乗用車が約7割を占めています。燃料別に見ると、ガソリン車約84%・ディーゼル車約16%となっています。しかしその一方で、エネルギーの消費問題や排気ガスにおける大気汚染、地球温暖化など、様々な環境問題から社会問題にまでつながっているというのも特徴です。生活していく中で必要不可欠な場合も多いですが、必要以上に使っていないか今一度考えることも大切です。
アイドリングストップやエコドライブへの心がけはもちろん、電気自動車などへの移行もエネルギー節約につながっていきます。車の必要性だけでなく、エネルギーの節約も意識していくことが重要です。