今、日本では地球環境を守る活動が盛んに行われています。エコ意識を持った取り組みも多く見られるようになってきており、エコに対して前向きな姿勢を見せる人々も少なくありません。中でも「エコツーリズム」という活動をご存知でしょうか。現在、エコツーリズムに基づく考え方が重要視されています。
今回はそんなエコツーリズムについてご紹介していきしょう。
■エコツーリズムの意味
「エコ」というと、節電・節水・節約など様々なことを思い描くことができますが、そうしたエコライフにおいて大切な考え方として、エコツーリズムがあります。エコツーリズムというのは、自然体験・歴史文化に触れること・学習観光などの総称です。豊かな自然と歴史や文化に触れながら楽しむというもので、休日にハイキングに行ったり、登山に行ったり、川辺でバーベキューしたりと、自然と触れ合う場を大切にする考え方となっています。
普段から自然環境に慣れ親しみながら、その尊さや大切さを学び、価値を再認識して保全意識を高めようというのが大きな目的でもあります。近年、外に出て自然と触れ合いながら遊ぶ子どもたちや親子連れなどが減ってきています。
しかし、本当にエコライフに取り組んでいくなら、そういった自然の歴史や文化に触れながら、価値を再認識することも非常に大切なことなのです。
■エコツーリズムの重要性
エコは意識しているけれど、エコツーリズムのように外に出て自然を満喫するよりも、家でゆっくり過ごしていたいと考える方も多いことでしょう。
しかし、たまに外に出て、豊かな自然のあるスポットや公園に足を運ぶことや、お花見や紅葉など季節ごとに色彩を変える場所へのお出かけもリフレッシュできます。
気が付いたときにエコツーリズムの考え方を思い出し、行動に移すだけでも全く違います。
自然環境や文化資源などの価値を改めて認識することや、時にはそういった関連の観光需要の発起にもつながっていくでしょう。また、そのようなスポットに出かけることで、食事やお土産を購入することも多いでしょうから、地域の経済活性にもなっていきます。最近では、エコツアーが盛んになっている地域もあり、専門のエコツアーガイドがいるところもあります。
それだけ、エコライフ・エコツーリズムの大切さが浸透していると言えるのではないでしょうか。
エコの重要性は、多くの方々が持っていることでもあります。しかし、そこにエコツーリズムの考えをプラスすることで、さらにエコに対する価値や大切さを再認識することができると新東京グループは考えています。