生活フィットネスについて~日常生活での工夫~

生活フィットネスをという言葉をご存知でしょうか。生活フィットネスとは、環境を考えてごみを出さない生活スタイルの工夫を行い、より豊かな生活を送ることを言います。
では、具体的にはどのような工夫が必要なのでしょうか。

■衣類への工夫

衣類における生活フィットネスは、流行やトレンドに左右されることなく、自分に似合う洋服を大切に着るように心がけることです。着なくなった服があった場合は、捨てるのではなく、状態を見て衣類の回収業者やリサイクル店へ持って行き再利用することもできます。リサイクル店やフリーマーケットを利用すれば、着なくなった服も再度活躍できる可能性の幅が広がるでしょう。

また最近では、古繊維の再生やリサイクル活動も盛んになっています。

■食への工夫

食に関しては、食べられる量を食べる分だけ作ったり、食べ残しを減らしたりするなどの工夫が必要です。できるだけ生ごみの量を減らすことや、生ごみから肥料を作ってごみを出さないようにするというのも有効です。また、外食する際には食べられる量だけを注文して残さないようにすること、ビュッフェやバイキングなどの食べ放題では食べる分だけ取るようにするなど心がけましょう。さらにペットボトル飲料をこまめに購入するのではなく、水筒やマイカップなどを持っていくなど、容器に工夫するというのもごみを出さずに済みます。

食料品を購入した後は、リサイクル可能なプラスチックトレイや牛乳パックなどは捨てずに回収箱に持って行くようにしましょう。地域によっては、自治体や近隣のスーパーなどで回収しているところもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

■外出先での工夫

外出先でも、生活フィットネスに取り組むことができます。外出先で立ち寄ったお店ではレジ袋はもらわないようにしたり、商品を選ぶ際にはエコマークやリサイクルマークのある商品や、詰め替え型の商品を選んだりするなどの工夫も大切です。また、無駄な買い物をせず、必要なものを必要な分だけ購入するよう心がければ、より環境に配慮することができるでしょう。

きちんと見極めて1つのものを購入するようにすることで、衝動買いも避けることができます。

日本では、ごみの年間排出量が毎年増え続けています。エコへの取り組みは徐々に広がってきているものの、一人ひとりの意識的な取り組みはまだまだ浸透していません。生活フィットネスを心がけることで、自宅にいても外出先でも極力ごみを出さないような生活スタイルへと自然に変えていくことができるでしょう。

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