水を汚さないエコアイディア

日本でのエコに対する意識は年々高まっています。そんな中で、水という貴重な資源を守ろうと立ち上がっている人々も多くいます。最近では、工場からの排水だけでなく、家庭の生活排水による水環境の汚染が深刻となっているのです。そのため、日頃から汚水を出さないような取り組みが非常に重要となっています。

私たちの大切な水資源を守るために、誰でもできるエコアイディアをご紹介していきましょう。

■水を汚さないために

一般の家庭から毎日出ている生活排水には、何気ないジュースの飲み残しや洗剤、シャンプーなどといった生活排水は、環境に悪影響を与えていると言われており、こうした生活排水を処理するためにさらに多くの水が必要不可欠となっています。また、水環境が悪くなっていることで、水道水として再利用するための塩素を多く使用しています。しかし、塩素を使用した浄化や殺菌にも発がん性物質が生成されており、私たちの健康にも悪影響を与えることがわかっているのです。

水環境を改善していくためには、国民一人ひとりができるだけ水を汚さないように工夫していく必要があるでしょう。

■水を綺麗にするエコアイディアとは

では、汚水を減らすために私たちが日頃からできるエコアイディアをご紹介しましょう。

・飲み物が飲める分だけ
普段何気なく飲んでいるジュースやビールなどは、飲み残すことのないように飲める分だけ入れるようにしたり、最後まできちんと飲み切ったりする習慣をつけましょう。

・油の処理を徹底する
使った油を正しく処理できていない方もいます。
廃油の処理には、油処理剤を使用するか、新聞紙やキッチンペーパーなどで十分に吸い取ってから洗いましょう。
事前によく拭き取ってから洗うことで洗剤の量も抑えることができ、食器なども洗いやすくなります。

・生ごみの処理の徹底
細かな生ごみが下水に流れないよう、食材の下ごしらえをする際や残飯の処理をするときには、事前にネットを使用したり、まとめて袋に入れておいたりすることで排水溝に入らないように工夫しましょう。

・洗剤の量の調節
洗剤を使い過ぎると、水環境に悪影響となってしまいます。
できるだけため洗いや洗剤の使用料を少なくできるよう心がけることが大切です。

・こまめな掃除
キッチンや洗面台、トイレやお風呂場など、汚れがたまらないようにこまめに掃除することも水資源を守るために非常に大切です。
汚れがこびりついてしまうと、その分使用する洗剤の量も増えていきます。
こまめに掃除して汚れを拭き取るようにするだけでも、洗剤の使用を少なくすることができるでしょう。

水資源は、人間が生活していく上で欠かせない大切なものです。
日頃からエコライフに意識的に取り組めるようにしましょう。

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