エコオフィスづくり

エコオフィスとは、企業や官公庁などの間に環境や省エネに配慮した事業所づくりです。近年、省エネ対策や再エネ・蓄エネ設備導入などでエネルギーの「見える化」や3R推進、緑化など様々な取り組みが行われています。そんな中で、クールネット東京でもエコオフィスづくりを目指している企業です。

では、クールネット東京におけるエコオフィスへの取り組みについてご紹介しましょう。

■クールネット東京について

クールネット東京は、東京都地球温暖化防止活動推進センターとしての役割を主に担っています。東京の温室効果ガス削減や、中小企業や家庭の省エネルギー・創エネルギーの取り組みを支援していることが特徴の一つです。都民の省エネに関する実態調査をはじめ、家庭で使用する電気・ガス・水道などの使用量やCO2排出量などを算出する環境家計簿の提供、再生エネルギー普及拡大への取り組みなど、様々な事業に携わっています。

また、平成27年には、新宿NSビルへと移転し、移転に伴いテナントビルにおいてのエコオフィスづくりを目指しているのです。

■クールネット東京のエコオフィスづくり

クールネット東京は、センターの一部に太陽光を反射率が高く光の減衰が少ない反射パネルを採用し、エネルギーを使わずに明るさの補てんが行えるよう取り組んでいます。光りダクトの施工や加工で使用するものですが、窓枠の高さに合わせて高さ76センチほどのローキャビネットの上に設置しており、反射パネルがある場合とない場合とで比較可能にしています。

実際に比較をすると、天気が晴れている日には、反射パネル有りの場所の方が照度の高さがあったのです。ただ、曇りや雨の天気の日には大きな変化は見られず、眩しさを緩和するために傾きや置き方に工夫をし、視環境や快適性とともに省エネルギーのバランスを考えつつ検証していくとしています。また、ほかにも複合機の更新時期には、性能の良いものにすることで台数を減らし、オフィス機器の国際的な省エネルギー制度である「TEC値」のある複合機を導入しています。

クールネット東京は、エコオフィスに向けた取り組みに幅広く取り組んでいます。近年では、環境に配慮したエコ建築やエコオフィスづくりが注目されており、1人でも多くの方に地球環境の大切さを考えてもらえるよう実際に取り組む企業も増えているのです。クールネット東京のエコオフィス推進も、今後さらに力を入れていくに違いありません。

ほかの企業においても、クールネット東京のエコオフィス推進は、地球環境とエコオフィスについて考える1つのきっかけになっていくのではないでしょうか。

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